シューグーで靴底・かかとを補修|1000円でできるソール保護と剥がし方を画像で解説

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シューグーで靴底・かかとを補修|1000円でできるソール保護と剥がし方を画像で解説
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このスニーカーまだ履きたいけど、そろそろ限界かも…

お気に入りのスニーカーや革靴のかかとがすり減ってきて、「買い替えるしかないのかな…」と悩んでいませんか?

最近よく見かける補修アイテム「シューグー」を試してみたいけれど、うまくできるか不安で、なかなか一歩踏み出せない方も多いかもしれません。

シューグーは、履き慣れた靴のソール補修だけでなく、新品のソールにも塗ることで、すり減りを防いで長く愛用できる知る人ぞ知る便利アイテムです。

ただし、仕上がりを左右する“ちょっとしたコツ”や“注意点”を知っておくことが大切です。

  • 自分でかかとやソールを補修をする具体的な手順
  • ソール補修が失敗しないための注意点と対策
  • 靴に合った色やシューグータイプの選び方

この記事では、シューグーの基本的な特徴から、実際の使用方法、よくある失敗パターンとその対処法まで、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。

新品の靴を長持ちさせたい人も、すり減った靴をもう一度履きたい人も、ぜひ参考にしてみてください。

目次

シューグーとはスニーカーや靴のかかとやソール部分の補修や保護

シューグーとはスニーカーや靴のかかとやソール部分の補修や保護

スニーカーや革靴のかかとがすり減ってきたけれど、「まだ捨てるには早い」と感じたことはありませんか?

そんなときに活躍するのが「シューグー」。

シューグーは、靴底などにパテやボンドのように塗って使える靴専用の補修材です。

主に、こういった用途で活躍します。

  • つま先の剥がれやほつれを直す
  • すり減ったかかとを補修する
  • 靴底のすべり止め
  • 靴の穴やヒビ割れを補修する
  • ゴムや革のパーツを靴に付ける

ソール部分にパテやボンドのように塗って使える靴専用の補修材です。

シューグー1本だけで、すり減った靴底などを手軽に補修できるので、材料も追加費用もかかりません。

シューグーはAmazonや楽天市場でおよそ1,000円台前半。

1本あれば、複数のスニーカーや革靴のかかとの補修などに使えるので、結果的にかなりの節約になります。

ここでは、シューグーの基本的な特徴や種類、補修できる範囲などを初心者向けにわかりやすく解説します。

シューグーとスポーツグーの違いは?透明タイプの違いにも注意

実は「シューグー」と一口に言っても、用途や仕上がりによって複数のタイプがあります。

特に混同しやすいのがシューグーとスポーツグーとの違いです。

下記の比較表に、主要なラインナップを一覧でまとめました。

スクロールできます
シューグー
シューグー
シューグーDFシューグーDFスポーツグースポーツグーシューグーSシューグーSアロンアルフアシューグーアロンアルフア
種類黒・白・自然透明透明ジェル
かかと補修
滑り止め効果
ソール・パーツ接着
ソール剥がれ防止
防水効果
UVに強い
硬化後に合成ゴムになる
接着剤として使用可能
乾燥時間12~24時間12時間12~24時間5分30秒

※ウレタン系ゴム

「スポーツグー」は透明タイプで目立たない仕上がりになるため、靴底のすり減り予防に使われることが多いです。

新しいスニーカーを大切に使いたい人や、スニーカーをハードに使うスケーターなどが、シューグーDFやスポーツグーを使って靴を長持ちさせています。

ただし、スポーツグーは「かかとの補修用途は推奨されていない」ため、しっかりと盛ってパテのように成形する使い方には不向きです。

スポーツグーはどちらかというと、薄く塗ってソール自体を保護する目的で利用している人が多く、透明なのでソールの色を気にせず使えるのも嬉しいポイントとなっています。

一方、通常のシューグー(黒・白・自然色)でも薄く塗って保護する目的以外にも、かかとの減りなどの補修向けには、ゴムパテのように塗って形を整えることができるので、かかとの修復に最適です。

ちなみに、スニーカーのかかと内側が破れた場合には、別の補修方法が必要です。

詳しい直し方はこちらの記事で紹介しています:

👇 スニーカーのかかと内側の破れ補修ガイドはこちら

シューグーの色の選び方|透明・自然色・白・黒の違いとは?

シューグーの色の選び方|透明・自然色・白・黒の違いとは?

シューグーには上で説明したように、用途に応じて5種類があります。

すべてのシューグーには防水効果があり、かかとの補修だけでなく滑り止めやソールの接着・補強など、目的や用途によって向いている商品があるのです。

それぞれの使用目的別に紹介します。

使用目的向いている製品備考
かかとのすり減り補修シューグー
シューグーS
シューグーは白・黒・自然色の3色あり合わせやすい
新品ソールの保護シューグー
シューグーDF
スポーツグー
シューグーS
シューグーDFやスポーツグーは透明なので目立たない
ソールの剥がれ修理シューグー
シューグーS
シューグーDF
アロンアルファ
強力接着でガッチリ固定
滑り止め効果シューグー
シューグーS
スニーカーや革靴などのすべり止めとしても使える
今すぐ直したいシューグーS
アロンアルファ
5分や30秒で乾くがやや硬め

特にシューグーには、黒・白・自然色の3色があり、靴底の色に合わせて選ぶことができます。

自然色というのは、着色していない輪ゴムのようなゴムの色です。

ソールの補修や剥がれなど全般的に広く利用できます。

一方、「シューグーDF」や「スポーツグー」は透明タイプで、主に新品や新しめの靴底の保護や剥がれ補修に向いています。

透明タイプなので、目立たせたくない補修に最適です。

さらに、ソールの剥がれの接着力を強化したモデル、「シューグーS」は速乾タイプで、部分的な滑り止め補強や軽度な修正向けです。

そして「シューグーアロンアルフア」は、瞬間接着剤で有名なアロンアルファとコラボした強力接着に特化しており、かかと補修よりも、「今すぐ直したい」ソールの剥がれ対策に向いています。

スタンスミスのかかとの減りを自分で自然色シューグーで補修してみた

スタンスミスのかかとの減りを自分で自然色シューグーで補修してみた

アディダスの定番スニーカーといえば、やはりスタンスミス(STAN SMITH)。

「世界一売れたスニーカー」としてギネスにも登録されたモデルで、履いたことがある人も多いのではないでしょうか。

私も一足持っていますが、かかとがすっかりすり減ってしまい、もう履けないレベルにまで達していました。

とはいえ、傷んでいるのはかかとの一部だけで、他の部分は丁寧に使っていたので状態は良好です。

スニーカーは大事にしていても、かかとの減りだけは避けられないものですよね。

実は私も、最近まで「シューグー」の存在を知りませんでした。

しかし、この補修材なら、あのお気に入りのスタンスミスをもう一度履けるかもしれない…。

そう思って、下駄箱の奥で眠っていたスニーカーのかかと補修に挑戦してみることにしました。

今回使ったのは「シューグー 自然色」。

ここからは、実際の補修の手順と使い方を写真付きで紹介していきます。

シューグーの補修は、①下地処理 →②塗布 →③乾燥・整形 の流れです。

以下では、実際にスタンスミスで行った手順を写真付きで紹介していきます。

作業前の注意事項

シューグーは溶剤系の補修材のため、作業時は必ず換気の良い場所で行ってください。
室内で作業する場合は、窓を開けるか換気扇を回して十分な換気を確保しましょう。

STEP

ソールをしっかり洗う

ソールをしっかり洗う

できればシューグーを付ける前にソールを軽く洗うか濡れ雑巾できれいにしておきましょう。

STEP

付属のやすりで修復面にあら目をつける

付属のやすりで修復面にあら目をつける

付属している棒状のやすりで接着しやすいように、軽くあら目をつけておくと接着力が向上します。

STEP

すり減ったかかとを中心にシューグーを直接つける

すり減ったかかとを中心にシューグーを直接つける

かかとのすり減った部分などにシューグーをつけます。

はみ出も後後でハサミなどで切れるので、多めに盛りましょう。

はみ出しも、あとでハサミなどで切れるので、多めに盛りましょう。

STEP

付属のヘラでシューグーを平らに伸ばして形成する

付属のヘラでシューグーを平らに伸ばして形成する

付属のヘラで盛ったシューグーを平らに伸ばしていきます。

STEP

その他にすり減っている部分があれば薄く補修しておく

その他にすり減っている部分があれば薄く補修しておく

つま先やサイドの部分も、多少すり減っていたら薄くシューグーで補修しておきましょう。

またシューグーは滑り止め効果があるので、薄くまんべんなく塗るのもありです。

STEP

涼しい場所で48時間放置する

すり減ったかかとなどに分厚くシューグーを盛った場合、完全に固まるには最低でも48時間必要

シューグーは乾いたらゴム状になります。

すり減ったかかとなどに分厚くシューグーを盛った場合、完全に固まるには最低でも48時間必要です。

今回私は一気に塗りましたが、薄く何度も塗ることできれいに仕上がります。

STEP

乾いたらはみ出した部分をハサミやカッターでカットする

シューグーが完全に乾いたら、はみ出した場所などがあればハサミなどでカットして完成です。

今回のは切るほどのことがなかったのでこのまま乾いたらそのまま履きました。

この項で補修に使用したシューグーは、定番シリーズの自然色(ナチュラル)です。

ノースフェイスの防寒スノーブーツ(長靴)のかかとの減りを埋めてみた

ノースフェイスのスノーブーツ(長靴)のかかとの減りを埋めてみた

冬になると活躍する防寒のスノーブーツ。

私もノースフェイスのスノーブーツを持っていて、スノボに行く時だけでなく日常使いもしていたヘビロテのブーツです。

私が持っているものは何年も前の型なので、今販売しているものとは若干違います。

関東はほとんど雪が降らないのですが、寒い日など防寒に最適で普段使いでもよく履いていました。

スノーブーツなのでソールは普通の長靴などに比べても柔らかいです。

その分、減りも早いのくて、そろそろ限界なほど、かかと部分が減っている状態です。

このスノーブーツにも、黒のシューグーでかかと部分を埋める形で造形してみました。

やり方としては、最初に減っているかかとに軽くシューグーをつけて、乾いてから後日厚めに盛る作戦です(笑)

作業前の注意事項

シューグーは溶剤系の補修材のため、作業時は必ず換気の良い場所で行ってください。
室内で作業する場合は、窓を開けるか換気扇を回して十分な換気を確保しましょう。

STEP
ソールをきれいに洗う

どんな靴を補修する場合でも、必ずきれいにしてから実施しましょう。

STEP
かかと部分にシューグーを軽くつける
かかと部分にシューグーを軽くつける

元々ザラザラ気味なのでやすり掛けもせずそのまま薄めに黒のシューグーを塗ります。

STEP
乾いてから厚めにシューグーを盛る
乾いてから厚めにシューグーを盛る

厚く盛る予定のかかと部分に最初に塗っていたシューグーが乾いてから、厚く盛ります。

シューグーはドロッとしているので、垂れないように養生テープなどで型を取りました。

これは無くても大丈夫だと思いますが、シューグーが当たる部分はメモ用紙を当ててあります。

垂れてこないようにマスキングの意味もあります。

後でカッターなどで簡単に形成できるので厚めに塗っても大丈夫です。

STEP
型を取っていた養生テープを剥がす
型を取っていた養生テープを剥がす

約48時間ほど乾かし、型を取っていた養生テープを取ります。

紙にシューグーがくっついているので、カッターを使いました。

乾いたら完全にゴムなので簡単に切れます。

STEP
きれいに整えてかかとの埋めは完成
きれいに整えてかかとの埋めは完成

シューグーでのかかとの減りを埋める作業は、ほぼ完成です。

まだきれいに整えていませんが、完全に乾いたらカッターなどできれいに整えます。

または、まだ足りない場合は、空いている部分などにシューグーに付属しているヘラで、パテ埋めの要領で埋めていきましょう。

この項でかかとの減りを埋めるのに使ったシューグーは黒の定番シリーズです。

黒のシューグーでナイキスニーカーのソールを保護してみた

黒のシューグーでナイキスニーカーのソールを保護してみた

かかとがすり減ってから補修するのもひとつの手ですが、実はその前にソールを減らさない工夫ができることをご存じでしょうか?

シューグーは修復だけでなく、「新品ソールの減り防止・保護」にも使える便利なアイテムです。

この使い方はスケーターの間ではよく知られていますが、まだ新しめのスニーカーや革靴でも、ただ塗って乾かすだけで簡単にできる方法なのです。

今回試してみたのは、かかと内側の補強もした、お気に入りのスニーカー。

ソールが黒だったので、黒のシューグーで保護してみました。

まずはソールをきれいに洗う

ナイキ モティバのソールを保護してみた

上の補修と同じようにソールをキレイにしてから実施しましょう。

保護したい部分に薄くシューグーを塗る

保護したい部分に薄くシューグーを塗る

保護したい部分に直接シューグーを絞り出します。

保護なので薄く塗りましょう。

この画像のスニーカーは結構減っていたので厚めに塗りました。

気になる人は、付属しているやすりで軽くあら目をつけてから実施してください。

全体的に薄くシューグーを塗っていく

全体的に薄くシューグーを塗っていく

付属のヘラで、保護したい部分に薄くシューグーを塗ります。

負荷がかかりそうな部分に薄く塗る

負荷がかかりそうな部分に薄く塗る

全体的に保護したいところにまんべんなく塗って完了です。

後は、48時間以上乾燥します。

おまけ:ナイキ モティバのソールも保護してみた

ナイキのモティバは、厚底でクッション性が高いウォーキングにピッタリのスニーカーです。

軽くて履きやすいのですが、ソールがすぐ減りそうなので黒のシューグーを使って負荷がかかりそうなソール部分を保護してみました。

ビフォー

ナイキ モティバのソールも保護してみた ビフォー

アフター

ナイキ モティバのソールも保護してみた アフター

かかと部分とつま先部分にシューグーで保護しました。

※左右の靴で撮影しているため、画像では左右が逆に見えますがご了承ください

この項のスニーカーの保護に使用したシューグーは、定番シリーズの黒です。

多くのスニーカーの保護などに使いたい場合は、自然色(ナチュラル)にしましょう。

ソールが何色でも塗れるのでおすすめです。

シューグーでソールの減りを防止する意味やメリット

シューグーでソールの減りを防止する意味やメリット

かかとがすり減ってからシューグーで補修するのもひとつの手ですが、そもそも“減らさない工夫”ができるとしたらどうでしょうか?

シューグーは本来、破損や摩耗した靴底の補修材ですが、新品のソールにシューグーをあらかじめ塗っておくことで、減りを予防する用途にも使えるのです。

これはスケートボーダーなど、靴底の消耗が激しい人たちの間では常識のように知られていますが、実はふつうのスニーカーや革靴にも有効です。

以下のようなメリットがあります。

シューグーを使う主なメリット
  • 靴底のすり減りを防ぎ、買い替えや修理の頻度を減らせる
  • 新品のきれいな状態を長くキープできる
  • 補修よりも見た目が自然で目立ちにくい

たった数百円で靴の寿命を延ばせるので、コスパ重視派にとっては実はかなり“お得な習慣”。

シューグーは乾くとゴム状の素材になり、靴底をしっかりとガードしてくれます。特に外回りや通勤・通学で毎日履く靴には効果的です。

シューグーで新しいスニーカーのソールやかかとを保護するコツ

新品の靴底にシューグーを塗るときは、かかとを中心にすり減りやすい部分にだけ塗るのが基本です。

いきなりソール全体に厚く塗りすぎると、歩いたときに音が鳴ったり簡単に剝がれてしまうことがあります。

少し厚く塗りたい場合は、いきなり厚く盛らずに薄く塗って乾かして→重ねるという手順で少しずつ仕上げるのがコツです。

👟シューグーを厚く塗るコツ
  1. 薄く塗る
  2. 乾かす
  3. 薄く塗る
  4. 乾かす…

ちなみに私は、剥がれにくくするために、薄く塗ってしっかり48時間放置してから2度塗りしています。

その時に重要なのが脱脂作業

ステッカーを貼るときと同じで、汚れや油分をしっかり拭き取っておかないと、塗った後に剥がれやすくなってしまう恐れもあるのです。

このひと手間で、シューグーを塗った後の持ちが格段に変わってきます。

新品スニーカーに塗るシューグーが剥がれないための注意点

新品ソールの保護には「スポーツグー」などの透明タイプが人気ですが、実際には黒いソールに黒のシューグーを使うのも自然に馴染みます。

新品ソールの保護シューグー
シューグーDF
スポーツグー
シューグーS
シューグーDFやスポーツグーは透明で目立たない

大切なのは、目立たせず自然に仕上げることです。

特に新品のソールは表面がツルツルしており、そのまま塗っても密着せずに剥がれやすい場合があります。

よく耳にするのが番手の荒いやすりで軽く削ること。

新品の靴をヤスリで削るのはちょっと…

そういう人は、1~2度履いて少し削れてから塗るのが現実的で罪悪感もなくおすすめです。

不器用な方でもきれいに塗るためには、以下の3つポイントを押さえて実施しましょう。

  • 一度に厚く盛らず、薄く塗って乾かす→重ね塗りを繰り返す
  • アルコールや水拭きなどで油分やホコリ除去を忘れずに
  • 段差や厚みが出すぎると、違和感や剥がれの原因になることも

この基本さえ守れば、見た目を損なわず・剥がれにくく・節約にもつながる保護が実現できます。

シューグーを剥がしたいときのコツと注意点|塗り直しに役立つポイント

シューグーを剥がしたいときのコツと注意点|塗り直しに役立つポイント

シューグーはしっかり乾くと、ゴムのように弾力のある素材になります。

そのぶん「一度塗ると剥がすのが大変」と感じる人も多く、特に新品ソールの保護や定期メンテをしている方にとっては、剥がし方や塗り直しのコツを知っておくことが大切です。

この項では、うまく剥がす方法と、剥がれにくくするための下地処理や使い方の工夫を紹介します。

シューグーをきれいに剥がすには?

完全に乾いたシューグーはゴム状に変化するため、無理に引っ張るとソールの一部もくっついて剥がれるおそれがあります。

最低限、下記の3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 角からカッターやピンセットを使って、少しずつ浮かせていくのが基本
  • 無理に一気に剥がそうとせず、時間をかけて丁寧におこなうのがポイント
  • ドライヤーなどで熱を加えると柔らかくなって剥がしやすくなることも

力任せに剥がそうとするとソールにダメージが出る可能性もあるので、ちょっとずつ丁寧な角剥がしが鉄則。
また、シューグーSやアロンアルファなどは、熱に弱いので熱湯かドライヤーで温めるのが有効です。

剥がれやすくしておきたいなら脱脂しないのも一つの手

塗り直し前提で使う場合は、あえて剝がれやすい塗り方をする人もいるのだとか。

つまり、剝がして改めて付け替える前提でシューグーを塗るという意味です。

  • ソールの脱脂をあえて行わず、表面に油分が残った状態にする
  • シューグーをやや薄めに塗ることで、後からペリッと剥がしやすくする

新品ソールはツルツルしていて密着しづらいので、そこを逆手に取る使い方です。
頻繁に塗り直して使いたい人向け。

シューグーは靴底だけでなく、内側の破れ補修にも使えます。
かかと内側の生地破れでお困りの方は、こちらの記事も参考にしてください:

👇 スニーカーのかかと内側を自分で補修する方法

シューグーのアロンアルファって何?普通のアロンアルファとの違い

シューグーのアロンアルファって何?普通のアロンアルファとの違い

「アロンアルファ」といえば瞬間接着剤の代名詞ですが、実はシューグーとコニシ(アロンアルファのメーカー)の公式コラボ商品も販売されています。

それが「シューグー×アロンアルファ」です。

それぞれの違いはこんな感じ。

シューグー×アロンアルファ
通常のアロンアルファ
  • 靴底のはがれ補修に特化
  • ゼリー状で垂れにくい
  • ヤスリ付きで接着準備がしやすい
  • 上からシューグーで補強するとより長持ち
  • 素材全般の接着に汎用
  • 液体状で速乾性が高い
  • 付属品はなし
  • 補修用途ではやや不安定

シューグーとの併用も前提に開発された製品です。

「まずアロンアルファで仮止め→シューグーで補強」という流れで使うと失敗しにくくなります。

ゼリー状で扱いやすく、外出先の応急処置にも優れています。

とにかく「すぐに靴底の剥がれの修理を完了したい」人には特におすすめです。

シューグーアロンアルファはこちらから購入できます。

シューグーに対する10のよくある質問|疑問をQ&Aで解消

シューグーに対する10のよくある質問|疑問をQ&Aで解消

検索でよく調べられているシューグーに関する疑問や不安を、Q&A形式でまとめました。

初心者でも使えるか不安な方、買うか迷っている方の参考になるはずです。

シューグーは色がいろいろありますが、どれを選べばいいですか?

迷ったら「自然色」がおすすめです。

薄く塗ればほとんど透明に見え、どんな靴にも自然になじみます。

自然色は、透明と間違われることもありますが、実際はゴムのような薄いカーキ色です。

ただし、薄めに塗れば目立たず仕上げやすいため、初心者にも扱いやすい色です。

  • 黒:黒い革靴やスニーカーに最適。補修跡がなじみやすく自然に仕上がります。
  • 白:白の靴底用。白以外の靴には目立つため不向きです。
  • 自然色:透明に近い薄いカーキ色です。色々な靴に合わせやすいです。
  • 透明:どんな色にも違和感なく使えます。シューグーDFスポーツグーが透明です。

詳しくは上で紹介した一覧表を参考にしてください。

シューグーはどんな靴に使えますか?スニーカー・革靴でも大丈夫?

スニーカー・革靴・安全靴・ランニングシューズだけでなく、長靴やブーツなど、素材や形状を問わず使えます。

特にかかと・ソール・つま先の摩耗や剥がれに効果的です。

シューグーを使ってみたいです。効果はどれくらいあり、どのくらい持ちますか?

シューグーは靴底のすり減りやかかとの摩耗を防ぐ効果があり、特にスニーカーの寿命を延ばすのに有効です。

効果の持続期間は履く頻度にもよりますが、短い人で2〜3ヶ月、普通に半年や1年持つ人も全然います。

定期的に塗り直すことで、靴を買い替える頻度を減らせる節約アイテムとして活躍します。

シューグーを履く前のスニーカーや靴に塗っておくと靴は長持ちしますか?

スニーカーだけでなく革靴のかかとにも塗っておくと、摩耗防止に効果的です。

ソールが減る前に予防的に使うことで靴が長く持ち、節約にもつながります。

シューグーだけで補修できますか?道具は必要ですか?

はい使えます。付属のヘラとやすりがあるので届いてすぐ使えます。

かかとのすり減りが激しいときはマスキングテープなどを使えば、よりきれいに仕上がります。

しかし、乾いてからハサミで切ればいいだけなので、付属されているヘラだけで補修可能です。

シューグーは100均やアロンアルファで代用できますか?

100均の補修材は「貼るタイプ」中心で、シューグーのように削れて凹んだソールを成形できる商品はありません。

アロンアルファは、靴底が剥がれたときなどには有効ですが、埋める効果はありません。

シューグーはゴム状に固まり、滑り止めや柔軟性にも優れるため、100均での代用は難しいです。

シューグーの乾燥時間はどれくらい?どのタイミングで履けますか?

表面乾燥は4〜6時間程度、完全硬化には24〜72時間かかります。

商品にもよりますが、乾燥までに最低48時間は必要です

厚塗りした場合は1週間以上の十分な乾燥期間を確保することをお勧めします。

シューグーをドライヤーで乾かすのはアリですか?

薄塗りの場合は効果があるという声もありますが、厚塗りだと表面だけ固まり中が硬化しにくくなる恐れがあります。

公式でも特に推奨はされておらず、自然乾燥が安全です。

急ぐ場合でも扇風機の弱風などで対応する方が失敗が少ないです。

塗るのを失敗したときどうする?剥がす方法は?

乾燥前なら拭き取りでOKです。

乾燥後はゴム状になるので、角からカッターやピンセットを使って、ゆっくり剥がしていけばきれいに剥がれます。

太い場合はハサミでカットするのが最も安全で確実です。

また、シューグーは熱に弱いため、ドライヤーやお湯で温めると柔らかくなって剥がしやすくなります。

シューグーとシューズドクターとの違いは?

シューグーとシューズドクターは共にかかとの減りを盛ることができる補修材です。

シューズドクターはセメダインという信頼できるメーカーなのが特徴。

シューズドクターは早く乾き接着性に優れます。

一方のシューグーは、防水性や滑り止め効果など汎用性が高いとの声が多いです。

まとめ

シューグーは、すり減ったかかとの補修や新品ソールの保護まで幅広く使える便利な補修材です。

黒・白・自然色、透明といった色の選択肢があり、靴の色や仕上がりに合わせて選べるのも魅力。

特に自然色は薄く塗れば目立ちにくく、初心者でも失敗しにくい万能タイプです。

しかも意外なほど頑丈に仕上がります。

また、シューグーだけでなく、透明タイプのスポーツグーやシューグーDFを使えば、新品スニーカーの摩耗を予防してきれいな状態を長く保てます。

使用目的向いている製品備考
かかとのすり減り補修シューグー
シューグーS
シューグーは白・黒・自然色の3色あり合わせやすい
新品ソールの保護シューグー
シューグーDF
スポーツグー
シューグーS
シューグーDFやスポーツグーは透明なので目立たない
ソールの剥がれ修理シューグー
シューグーS
シューグーDF
アロンアルファ
強力接着でガッチリ固定
滑り止め効果シューグー
シューグーS
スニーカーや革靴などのすべり止めとしても使える
今すぐ直したいシューグーS
アロンアルファ
5分や30秒で乾くがやや硬め

重要なのは、脱脂や下地処理を丁寧に行い、薄く塗り重ねて十分に乾燥させること。このひと手間で仕上がりと耐久性がぐっと向上します。

「かかとがすり減ってもう履けない」と諦めかけていたお気に入りのスニーカーも、シューグーを使えば簡単に復活するはずです。

手軽にできる補修と保護で、靴をもっと長持ちさせてみてください。

靴底の補修ができたら、内側のすり切れにも目を向けてみましょう。
長く履きたいお気に入りの靴には、こちらの補修方法もおすすめです:

👇 スニーカーかかと内側の破れ補修はこちら

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この記事を書いた人

都内在住、30代独身、趣味は“あてのない旅”と“ご当地酒場探訪”。
"せんべろ"も好きで「1000円でどれだけ楽しめるか?」が人生のテーマ(笑)
節約生活からガジェットレビュー、SNSで見かけた“話題の便利グッズ”まで、ぼっちなりの視点で紹介してます。
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